ドッグランご利用について
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ドッグランは初めてなのでどうしたらよいか全く分かりません
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どのようにドッグランを利用したらよいか分からない時は、まず受付の時に係員に相談してください。係員がドッグランの利用法は勿論、その時ドッグランを利用しているワンちゃんたちの様子も考慮してアドバイスいたします。また、先に利用している人に聞いてみても良いでしょう。
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ドッグラン内でのロングリードがなぜ使えないの?
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沢山の人や犬がいる場所でロングリードを使用するのは、大変危険です。何故かと言うとリードが付いた状態で、犬が走り回ると他の人や犬、物などにリードが絡まり大きな事故に発展しかねない為です。ドッグランでリードを使う場合は、短めのリードをおススメします。
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うちの子凶暴なんだけど・・・
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凶暴なワンちゃんは基本的には入場できません。
ドッグラン第一の規則は凶暴でなく、みんなと仲良く遊べると言うことです。
でも、実際には凶暴ではなく、他の犬や人に対する緊張や恐怖から凶暴に見える場合もあります。
そんな時は突然吠えたり噛み付いたりします。
ドッグランでは飼い主さんが良きリーダーになれるように訓練を行っています。
是非ご相談下さい。
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だれでもドッグランを利用出来るの?
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基本的に犬を連れていない人は使用できません。何故なら、ドッグランは犬と飼い主さんが楽しく遊ぶ場所であって、犬を飼っていない人が犬とふれあう施設ではないからです。見学する場合は、係員の許可を取りましょう。
また、小さいお子さまだけの利用もできません。何かトラブルがあった場合に責任がとれる方を同伴の上でドッグランをご利用ください。
ヒート中の雌犬や病気の犬もドッグランを利用する事は出来ません。当たり前の事ですが病気の犬は、ランに連れてこないようにしましょう。皮膚病や寄生虫の感染がある犬は、他の犬へ感染の恐れがある為ドッグランには入れません。
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首輪・胴輪をなぜ付けるの?
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ドッグラン内でのトラブル(犬同士のケンカ、落雷や地震などの天災等)の際に素早く犬を制御出来るように首輪や胴輪は外さないでください。
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ドッグランの入口が2重扉になっている意味は?
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ドッグランの出入り口は扉が2重になっているところが殆どです。
これはドッグラン内の犬の脱走を防ぐ役割を持っています。
自分の犬の出入りにばかり気をとられて、他の犬が外に脱走してしまって大騒ぎ!なんていうことをよく目にします。
もし、その犬が道路に出てしまって車にはねられたり、人などに噛み付くようなことがあれば、責任問題としていろいろな人に迷惑をかけてしまいます。
必ず2重扉の場合、片方はきちんと閉めて、同時に両方を開ける事のないように、また他の犬が扉付近にいないか?などを確認しながら注意してください。とても大切なことです。
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他の犬を触る時の注意とは?
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ドッグランでは他の犬種と会えることもまた一つの楽しみでもあります。
しかし、その犬と初めて会うときなどは、必ず飼い主に一言声を掛けてください。
攻撃性の無い犬でも、触られ方に神経質な犬や、大きな声に犬が興奮したり、威嚇することがよくあります。「触ってもいいですか?」の一言がマナーです。
変な話ですが、自分の犬をなでられたり触られるのを嫌う飼い主もいるので注意が必要です。
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ドッグランにおもちゃを持ち込んでもいいの?
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おもちゃの持ち込み可能です。但し、持ち込むおもちゃには注意しなくてはいけません。何故ならドッグランは、自分と愛犬だけでなく他の飼い主や犬達も遊んでいます。小型犬用の小さいおもちゃは大きい犬が銜えている間に飲み込んでしまう事がありますし、大型犬用の硬くて重いおもちゃや転がし遊ぶおもちゃなどは、小さい犬に当たって怪我をさせてしまう事も考えられます。また、おもちゃをべつの犬に壊されてしまった、自分の犬が相手のおもちゃを壊してしまったなどのトラブルもあります。おもちゃで遊ぶ際は、周りの状況をよく確認した上で使用するのが好ましいでしょう。
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うちの子はアレルギーがあってワクチン接種ができないのですが・・・
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ワクチンや狂犬病の注射に対して、アナフィラキシ―ショックをおこすワンちゃんも中にはいます。そんな場合は、獣医さんにこれこれこう言った理由で注射や治療ができないという免除証明書を発行してもらってください。その免除証明書と昨年の予防注射を受けた証明書を提示することによって注射をしていなくても、利用可能です。だた、注意して頂きたいのですが、ワクチン接種をせずワンちゃんとドッグランやドッグカフェを利用してワクチンで防げる病気に掛かってしまっても、飼い主の自己責任ですので証明書があったとしても、保障等はされることはありません。
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獣医さんで毎年予防接種を受けなくていいと言われ抗体検査を受けたのですが
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最近では毎年ワクチンを受けなくていいとおっしゃる獣医さんがいます。確かに混合ワクチンの中には有効期限が2~3年あるものもあり、毎年ワクチンを受けなくても抗体があるため、新たにワクチンを受けると体に負担が大きいとの理由や、小型犬ならば室内で飼っているため、病気になるリスクが少ないからと予防接種を受けさせるのではなく、抗体検査を勧める獣医さんが増えてきました。抗体検査が有効と言うことはイコール予防接種を受けたことと同様の効果があるので抗体検査受領証明書でも当施設の利用は可能です。が、3年以上予防接種を受けていない場合はご利用をお断りします。受付にて、抗体検査受領書と最後に接種したワクチンの証明書を確認させて頂きます。
だた、注意して頂きたいのですが、ワクチン接種をせずワンちゃんとドッグランやドッグカフェを利用して、混合ワクチンの中の有効期限が切れたワクチンで防げる病気に掛かってしまっても、飼い主の自己責任ですので証明書があったとしても、保障等はされることはありません。
混合ワクチンについてですが、3種以上の混合ワクチンを接種していれば当施設は利用可能としていますが、施設周辺には野生動物がたくさん出没します。野生動物がどのような病気を持っているかわかりません。旅行にワンちゃんを連れて行く場合は、その旨を獣医さんに相談し、混合ワクチンの種類を選ぶこともとても重要です。
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一人で犬は何頭まで連れて行っても良いのですか?
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人間一人に対して、何頭でも犬を連れてドッグランを利用できます。ですが、他の犬や人が不特定多数いるドッグランの中に犬を放して、人間一人で何頭もの犬の行動を把握するのは非常に困難を極めます。ましてや、きちんとしつけをしていない犬の場合、1匹のトイレの始末をしている間に、もう1匹が他の犬とケンカを始めたりという事が起こりかねません。また、自分の犬に十分なしつけが出来ていて、呼び戻しや制御が出来ても、他の犬がそうとは限りません。いきなり襲いかかってくる事も有りうるのです。飼い主が両手を使って制御するにしても2匹が限界ではないでしょうか。しつけも勿論ですが、犬同士の付き合いが問題なく出来る犬を連れていても、一人で2匹以上の犬とドッグランを利用する事はおススメできません。
その他について
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ラバーシューズについて
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シューズは犬の足を保護する品ですが、ラバーの物は滑りやすく雪の上や濡れた石の上等で使用すると、脱臼や足を挫いたりする事があります。使用する際は、周りの状況をよく考慮して使用して下さい。
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マナーベルトをなぜ着用する必要があるの?
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カフェやホテルを利用する時は、必ず着用する事をお勧めします。普段から室内でトイレの失敗をしないワンちゃんでも、知らない場所や他の犬等が頻繁に出入りする場所に行くと、もよおしてしまう事もありますし、マナーベルトを着用している事で、万が一失敗してしまっても慌てずにすむと思います。
また、ホテルなどの施設によっては、マナーベルトの着用を義務付けている所もあるので、常備しておくと安心です。
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犬のオシッコ後に木酢液(もくさくえき)を掛けるのはなぜ?
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臭いを消す事ももちろんですが、感染病予防の為や、草木が枯れるのを防ぐ目的もあります。木酢液を持っていない場合は、お水でも良いです。ワンちゃんと行動する時はペットボトルなどの容器に、それらの液体を入れて持ち歩くようにしましょう。
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犬同士が喧嘩を始めたらどうしたらいいの?
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犬をよく観察していると、喧嘩を始める兆しはわかります。
唸り声を上げて、鼻にしわを寄せ、尻尾はぴたりと静止して、にらみ合います。
こうなったら要注意です。もし、喧嘩が始まってしまったら、まず飼い主は落ち着いてください。
殆どの場合はわずか3~5秒くらいで治まってしまう場合が多いようです。犬同士に明らかに力の差がある場合は、弱いほうが「もう抵抗しないからやめてくれ~」というサインを出します。おなかを出したり、甲高い声で鳴く時がそうです。
そのあとに負けたほうの犬の耳は垂れ、尻尾は下がります。そうすると、犬同士決着がついた状態で,それ以降また喧嘩をすることはないでしょう。先に書いた優位性が確立してリーダーが決まったわけです。
でも、そうではなくいわゆる本気の喧嘩が始まることもあります。
この場合もまた最初の2~3秒でわかります。お互いに引くことがなく、見るからに危険な雰囲気がこちらにも伝わってきます。
その場合は止めなくてはいけません。噛み付かれた程度ならまだしも、場合によっては犬の命に関わります。
もし、近くにホースの繋がれた水道や水の入ったバケツがあったら、犬に思いっきりかけてください。
これで、ほぼ間違いなく犬は一瞬ひるみます。その隙を見計らって、犬を離し抱きかかえ落ち着かせてください。
もし、近くに何もなければ止めに入る飼い主には相当の覚悟が必要です。
手を出したりすると噛み付かれる恐れもありますので、最初は足を使って蹴るくらいのショックを犬に与えてください。
それでもなかなか治まるものではありません。愛犬を蹴るなんて・・・と思う方もいらっしゃるでしょうが、犬や飼い主が大怪我をして病院にいくよりいいでしょう。
それでも収まらない時や、蹴ることが不可能な場合は人間が間に入って犬を取り押さえます。
その際、犬の後ろから押さえ込むことは危険です。犬は自分の後ろから来る突発的な行為を異常に警戒します。興奮状態の犬は押さえ込んだ飼い主の手を衝動的に噛んでしまう事がありますから注意が必要です。
どちらの犬を押さえ込むかはなんともいえませんが、一般的に自分の犬を押さえ込むのが通常でしょう。
後もう一つ注意したいのは、犬を押さえ込んでから焦って離すと、大怪我になることがあります。
犬は相手の耳や首、マズルや尻尾などを噛んで攻撃します。
噛み付いたまま引き離すと傷口が裂けて思わぬ大怪我になってしまいます。ですから、噛んでいないことを確認してから引き離すことが望ましいのです。そのくらいの落ち着きが必要です。
あまり恐いお話ばかりを書いてしまって、読んでから考えてしまう方もいらっしゃることでしょう。
しかし、ドッグランとはそういうところなのです。犬同士が楽しく遊んでいるのを見ていると、飼い主もなんともいえない幸せな気分になりますが、いざ本気の喧嘩が始まったら、一瞬にして空気が変わってしまったのを見たり感じた飼い主さんは多いと思います。
楽しい反面、とても危険なところなのです。
相手が犬ならまだしも、ドッグランには子供や老人も来ています。その相手が人間なら、と考えるとゾッとします。
喧嘩についてもう一つ。
自分の犬が喧嘩を始めてしまった場合は今書いたとおりですが、その直後に必ず犬を叱ってください。
どちらが悪いとか言うことは全く関係無しで、目をにらみつけ、喧嘩をしたこと自体をしかってください。
犬はその意味はわかります。要は「喧嘩をしてはいけないんだ!」と言う事を必ずアピールしてください。
理解できた犬は、間違いなく喧嘩が減っていきます。
そのうち、喧嘩になりそうな時または小競り合いを始めた時に、飼い主の「いけない!」のコマンドで落ち着く子になります。
そしてその後に楽しく遊んでやってください。今のは何だったの?と思うくらいになったらしめたものです。